ボルボ C70にピレリのチントゥラート P7を装着しました。
サイズは235/40R18です。
ピレリはイタリア ミラノに本社を置くタイヤメーカーで、ヨーロッパではミシュランと並ぶほど有名なメーカーです。
日本ではブリヂストンやダンロップなど、大手国内メーカーがメジャーですので、あまり聞いたことがないかもしれません。しかしF1やWRCといったレース活動に積極的に参加しています。
どちらか言えば、スポーツカーや高級車の純正タイヤとして採用されることが多いようですね。
また、車だけでなく、バイクのタイヤ販売にも力を入れているメーカーでもあります。
チントゥラートP7は、ドライ路面やウエット路面など、あらゆる状況で横方向へのグリップ力が優れています。
高速走行や、ワインディングロードなどのハンドリング性能が求められるシチュエーションで性能を発揮するタイヤでもあります。
まさに高級車にはもってこいのタイヤとも言えるでしょう。
ちなみに、前回も同じチントゥラート P7を装着していました。
タイヤが摩耗してもパターンが綺麗に残っていますので、性能が劇的に低下するというわけではありませんが、さすがにスリップサインが見え始めていたため交換時期でもありました。サイドの摩耗も激しいですね。
チントゥラート P7は「シールインサイド」と呼ばれる技術が採用されています。
シールインサイドは、タイヤの内側にベタベタしたハイテク素材が設けられており、釘などが刺さっても自力でパンクを防ぐことができるのです。
例えば釘が刺さって穴が空いたとしても、ベタベタしたハイテク素材がタイヤの内圧により、瞬時に穴を覆ってくれます。
シールインサイドのタイヤは、パンクが原因による事故も防ぐのはもちろん、タイヤの内側にコーティングされるため、乗り心地も非常に優れているタイヤでもあります。
C70のような高級車にぴったり!
ただし、さすがに防げる穴の大きさには限度がありますので、大きすぎるものが刺さると穴を防ぐことはできません。また、サイドウォールにはハイテク素材が設けられていません。
そのため、シールインサイドのタイヤだからといって100%安心するのではなく、少しでもタイヤに異常を感じたら当店にお越しください!
すぐにご対応させていただきます。
今回対応させていただいたボルボ C70は、ルーフが開くオープンモデルでもあります。
一見するとクーペモデルのようにも見えますが、スイッチを押せば簡単にオープンカーに変身します。
ボルボの足回りは非常に優れており、どのような路面でも安定した乗り心地が特徴的な車でもあります。
さらに軽快なハンドリングが売りのチントゥラートP7を装着すれば、まるで鬼に金棒。
いつまでも運転していたくなるような車になります。
全ての作業が終了しました。
新品タイヤになり、直進安定性やハンドリング性能の向上はもちろんですが、やはりパンクトラブルに関しても心強いのは嬉しいところですね!
ご利用ありがとうございました!
またのご利用をお待ちしております。