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ルノー メガーヌ RS トロフィーRは、世界限定生産500台の大変希少なお車です。
日本ではたったの47台しか販売されていないルノー メガーヌ RS トロフィーRに、アドバンレーシング TC-4とブリヂストン ポテンザ RE-71RSを装着しました。
サイズは235/40R18です。
ポテンザは、ブリヂストンのスポーツタイヤブランドで、高いグリップ性能が特徴です。
メガーヌ RS トロフィーRの標準タイヤにもハイグリップなポテンザ S007が装着され、ドイツのニュルブルクリンク・サーキットで当時の量産FFで最速となる7分40秒10を記録しました。
今回は、2020年1月に登場したブリヂストン ポテンザの最新のスポーツラジアルタイヤであるRE-71RSに交換します。
空気圧センサーは、オレンジジャパン製TPチェッカーのスポーツモデルを前のお車からの移植で装着。
空気圧だけでなく温度もモニタリングできるのがスポーツタイプの特徴であり、サーキット走行でも重宝するアイテムです。
ホイールはアドバンレーシングのTC-4に交換します。TC-4は鋳造ホイールながら、フローフォーミング工法によって従来よりも強度が大きく引き上げられたスポーツホイールです。
スポークとリムがつながる部分のうねりのようなデザインが特徴。リムサイドが削られ軽量化も果たしています。サイズは、18×8.5J。オフセット値は51です。
装着するポテンザ RE-71RSは、新たに左右非対称パターンを採用した最新のハイグリップラジアルタイヤです。
イン側の太い縦溝で排水性を確保し、アウト側はセミスリックタイヤのようなパターンになっており高いグリップ力を発揮。
素材も見直され、耐摩耗性も向上しています。
交換前の状態です。
純正ホイールは、細身の8本スポークでレースカップカーのような雰囲気。これがアドバンレーシング TC-4に交換するとどう変化するのでしょう。
タイヤの組み付けが完了した新しいホイールに交換していきます。
メガーヌ RS トロフィーRのフロントブレーキには、標準でブレンボ製の4ポッドキャリパー+スリットローターを装着しています。ベルハウジングは放熱を促すための特殊形状です。
中央のグリーンのリングは、ホイールのブレを抑えるハブカラー(ハブリング)。純正ホイールとハブ径の異なる社外ホイールを装着するなら、ぜひ取り付けておきたいパーツです。
装着した状態です。
ブレンボキャリパーの赤と、TC-4のアンバーブロンズメタリックカラーがよくマッチしています。ちらりと覗くハブカラーの淡いグリーンもおしゃれなアクセントになっています。
交換後の全景です。
ホイールを交換すると、レーシングカーのようだった印象が、少し落ち着いたチューニングカーのような雰囲気になりました。
タイヤが純正のポテンザ S007から、RE-71RSに変わったことで、コーナリングの応答性と粘りが向上します。とくに乾燥路面でのグリップ性能は飛躍的に増しているでしょう。
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