フェラーリF430スパイダーの空気圧センサー(TPMS)を交換しました。
フェラーリF430スパイダーは、2004年にF360モデナの後継車として登場した車で、長年フェラーリのスタンダードモデルとして君臨し続けました。
フェラーリといえば真紅のレッドがイメージかもしれませんが、今回の車はオープンモデル。
ホワイトカラーは高級感を醸し出しており、かなりエレガントな見た目となっています。
リフトアップしてみると、ボディ下部には大型のディフューザーが取り付けられており、空力性能がかなり煮詰めて開発されているのがわかります。
伝統の跳ね馬エンブレムもかなりカッコイイですね!
ブレーキ周りもかなりスポーティ。レーシングカー並みの制動力を発揮します。
フェラーリは標準で空気圧センサーが装着されています。
今回、センサーの一つが電池切れを起こしてエラーが発生していましたので、新品の汎用センサーに交換することになりました。
空気圧センサーは、タイヤの空気圧を監視する装置のこと。TPMS(Tire Pressure Monitoring System)とも呼ばれます。
空気圧センサーがあると、走行中にタイヤの空気圧に異常が起こった際、ドライバーに警告を発してくれるため、スローパンクチャーなどのトラブルを未然に防ぐことができます。
しかし空気圧センサーは電池で駆動しており、その寿命は約5〜7年と言われています。
当然ながら電池が切れると、空気圧センサーは作動しませんので、運転席に警告灯が表示されるのです。
そのままでも走ることができますが、いつまでも警告灯が付いたまま走るのもどうかと思います。
電池が切れたら早めに交換しましょう!
電池が切れている空気圧センサーのタイヤを外して、新品のセンサーと交換します。
このようにホイールの裏側にあるため、タイヤを外さなければセンターまでたどり着けないんですよね。
また、センサーを交換さえしてしまえば完了というわけではありません。
センサーを交換しても、車体側は古いセンサーのIDを認識しているため、新品センサーのIDと一致せず、エラーが発生してしまうのです。
そこで専用の機械を使って前回のIDを複製し、新たに書き込む作業を行うのです。
IDをしっかり読み込むことができればエラー解消されるため、これで作業が完了です。
このように、空気圧センサーを交換しても、見た目上の違いはありません。
走るだけで注目を浴びる真っ白なフェラーリ。
天気が良い日はぜひ屋根をオープンにし、思う存分カーライフをお楽しみください!
ご利用ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております。
当店では、空気圧センサーの複製、交換、電池切れのご対応も可能です。
タイヤの空気圧センサー(TPMS)に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
また、標準で空気圧センサーが付いていない車でも、新規で取り付けることが可能です。詳しくは下記の記事でもご紹介しています。
まずはお気軽にご相談ください!