トヨタ製フォークリフトの出張パンク修理を行いました。
今回フォークリフトを当店まで運ぶことが困難な状態でしたので、現地まで赴いて作業させていただきます。
ご依頼いただいたフォークリフトは1.5トンクラスのサイズ。比較的コンパクトなサイズかもしれませんが、フォークリフトのタイヤ交換や修理には危険も伴いますので、タイヤ交換のプロに任せてしまうことをおすすめします。
それでは作業を見ていきましょう。
まずは車体をリフトアップしてタイヤを確認します。
パンクした箇所はフロントタイヤでしたので、フォークの可動部分に木材を敷き、フォークを下ろせば簡単に車体をリフトできます。
ぐるっとタイヤを回しながら確認していくと、写真のようにネジが深く刺さっていました。
今回作業させていただいたタイヤはチューブタイヤでしたので、チューブを取り出す必要があります。タイヤを車体から取り外していきます。
ちなみにホイールは合わせホイールですので、タイヤを外す際にホイールを締結しているボルトを間違って外してしまわないよう注意が必要です。
もし取り外してしまうとホイールが勢いよく2つに割れて飛び出してくる危険もあります。
通常のホイールだとチェンジャーやタイヤレバーを使ってタイヤを外していきますが、合わせホイールは中心の締結ボルトを外し、ホイールを2分割すれば外れる仕組みとなっています。
タイヤ、ホイール、チューブすべてバラバラにすると、このようになります。
タイヤに刺さったネジを取り除き、チューブの穴を確認していきます。
写真のようなサイズの穴ですので、修復用のパッチを当てて穴を塞いでいきます。空気漏れがないか確認したら、再びタイヤを組んでいきます。
この時車両への取り付け穴がズレてしまわないように注意しながら締結する必要があります。
最後に車体に取り付け、空気を入れると、すべての作業が完了です。
フォークリフトの空気圧は乗用車の倍以上になりますので、ホイールの締結がきちんとできなければ重大な事故につながる危険もあります。
当店ではフォークリフトのタイヤ交換・修理に関しての豊富な経験がございますので、安心してお任せいただけます。
今回のように当店に運ぶことが困難な場合でも、出張サービスを利用していただければでご対応させていただきます。
当店の対応可能範囲は、相広タイヤ商会(埼玉県川越市新宿町5-16-17)の所在地を中心に、15km以内の地域が目安です。※以下の地域をご参考ください。
対応可能地域の目安
- 川越市内全域
- 鶴ヶ島市
- 所沢市
- 狭山市
- 入間郡
- ふじみ野市
- 富士見市
- 坂戸市
- 川島町
- さいたま市(一部)
もちろんタイヤに関するお困りごとのご相談もお受けいたしますので、フォークリフトのタイヤに関してお困りであれば、ぜひお気軽にご相談ください。