タンドラベースのキャンピングカーにブリヂストンのブリザックW979を装着しました。
タイヤサイズは225/85R16LT 121/119Lです。
国内最大手のタイヤメーカーで世界的に知名度があるブリヂストン。そのブリヂストンが開発したスタッドレスシリーズのフラッグシップブランドが「ブリザック」です。
ブリザックシリーズは、ゴムの中に気泡を入れてコントロールして作られた発泡ゴム(マルチセルコンパウンド)が採用されています。
このおかげで、氷上に存在する水膜を除去し、高いグリップ力を得ることができます。
そして今回装着するタイヤであるブリザックW979は、小型トラックやバス用に開発されたスタッドレスタイヤ。ブリザックW979はライトトラック専用に新配合のメガ発砲ゴムⅡが採用されています。
通常は路面温度によってゴムの硬さが変わり、安定したグリップが得られないことも考えられますが、メガ発砲ゴムⅡは、乾いた路面では柔らかすぎず、反対に氷雪路ではゴムの柔らかさをしっかりキープできる構造となっています。
そのためタイヤライフも長く、どのような路面でも安定したグリップ力を得られるということになります。
前モデルのW969の性能と比べると、摩耗ライフが20%向上、氷上ブレーキが8%短縮と、数値からも進化していることがわかります。
元々装着されていたタイヤはヨコハマタイヤのジオランダーでした。
ジオランダーはSUV用に開発されたタイヤですので、タンドラとの相性も悪くありません。
しかし今回のタンドラはキャンピングカーであることを忘れてはいけません。キャンピングカーは常に重い荷物を荷台に乗せているようなものですので、車重がとても重くなっています。
タイヤにかかる負担は乗用車と比べるとはるかに大きいため、普通車用のタイヤだと心細いとも考えられます。
今回はスタッドレスタイヤに変更したいとのことでしたので、LT(ライトトラック)用のスタッドレスであるW979をおすすめさせていただきました。
LT用のタイヤは乗用車用のタイヤと違い、高い空気圧を入れることが可能。キャンピングカーは通常使用していなければ長期間駐車しておくことになりますが、動かさないことでタイヤに偏った荷重がかかり続け、徐々に変形してしまいます。
ですので、あえて空気圧を高めにすることで、タイヤの変形を抑えることができます。
また、キャンピングカーは走行中にバーストしてしまうと横転などの危険がありますので、今回タイヤ交換と一緒に空気圧センサーも取り付けました。
空気圧センサーは、走行中各タイヤの空気圧の状態をリアルタイムで監視できる装置ですので、タイヤの異変にいち早く気付くことができます。
高級車や外車であれば標準で装着されていることもありますが、今回のように汎用センサーを取り付けることもできます。
今回使用したものは、当店おすすめの「エアセーフ」です。
当店では空気圧センサーの交換はもちろん、センサーの新規取り付けにも対応しておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。
エアセーフに関してはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。
「空気圧センサー」については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
すべての作業が完了しました。
これで冬場も安心して乗ることができます。空気圧センサーも装着しましたので、タイヤトラブルに関しての不安もなくなりましたね!快適なカーライフを送っていただければと思います。
ご来店ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております。