トヨタを代表するスポーツカーであるスープラのホイール交換をしました。
もともとヨコハマタイヤのアドバンスポーツを装着されており、こちらのタイヤを新しいホイールに組み替えていきます。タイヤサイズはフロント255/35R19、リア275/35R19です。
今回使用するホイールはアドバンレーシングのGTビヨンドです。
GTビヨンドは、アドバンレーシング最強とも呼ばれる金型鍛造モデル「アドバンレーシングGT」をモデルチェンジしたものになります。
GTシリーズのホイールは5本スポークで不変のデザインとしても有名。
10年に渡って不動の人気をキープしていたため、これまで大きなモデルチェンジは行われませんでしたが、2020年登場以来初めてマイナーチェンジが実施されました。
大きな特徴として、より大きなブレーキを入れられるように全サイズ「バレルリム形状」に変更されていることがあげられます。
近年のスポーツカーは走行性能が劇的に向上していますので、より大きなストッピングパワーを求めてブレーキが大型化される傾向があります。
今回作業したスープラのブレーキには、ブレンボの対向6ポッドキャリパーが装着されていましたので、大型ブレーキにも対応しているGTビヨンドがピッタリとも考えられます。
また、GTビヨンドになり、これまでの伝統的なデザインから若干デザイン変更も実施されています。
スポークの形状はもちろん、リムからの立ち上がり方もより直線的に変化しています。
センター部分を大きく落とし込み、ストレートにスポークが向かうデザインは、従来のアドバンレーシングGTと比べてメリハリが効いており、より一層足元を引き締めます。
スポークサイドにはサイドカットが入れられており、より立体感が出るように設計されています。
これによってさらにスパルタンな印象を出すことに成功。伝統のGTらしいデザインがさらに洗練しました。
ちなみにGTビヨンドでは専用のホイールボルトを使用します。先端はトルクスになっているため、トルクスのソケットが必要です。
すべての作業が完了しました。
ライトニングイエローと、非常に目立つボディカラーですので、足元は反対に暗くすることで、ボディカラーの印象を一層引き立てます。
交換前と交換後を見比べてみましょう。
交換前
交換後
スポークの間からイエローのブレンボキャリパーがハッキリ見えるようになりました。
ボディカラーと馴染んだキャリパーのカラーリングが目立つことで、さらにカッコいい足回りになりましたね!
前回使用していたホイールと比べて格段に剛性も向上しているため、走り出しからガッチリした印象を受けると思います。
もともとグリップ性能や剛性が高いヨコハマタイヤのアドバンスポーツを装着していましたが、ホイール剛性が向上したことで、さらにグリップ性能が上がるでしょう。
コーナリングはもちろん、加減速でもドライバーの入力に対し敏感に反応してくれため、サーキットなど思いっきり飛ばせるところで走行してみてはいかがでしょうか。
ご来店ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております。