テスラモデルXにヨコハマタイヤのアイスガードSUVを装着しました。
タイヤサイズは265/45R20です。
ヨコハマタイヤから展開されているスタッドレスブランド「アイスガード」は、ブリヂストンのブリザックシリーズと並んで国内トップクラスの性能を持ちます。
アイスガードSUVは「氷に効く」「永く効く」「燃費に効く」に、静粛性も合わさったSUV・ミニバン専用タイヤです。
タイヤの素材自体は「新マイクロ吸水バルーン」「ブラックポリマーⅡ」「エボ吸水ホワイトゲル」3つの素材を組み合わせた「スーパー吸水ゴム」を採用。
氷上性能は従来品のジオランダーI/TSと比べ23%向上しています。また、トレッドゴムの低発熱化により、エネルギーロスも低減。転がり抵抗も5%低減しています。
さらに「スーパー吸水ゴム」は低温でも柔らかく、約4年後でも氷上性能が大きく低下することがありません。
今回作業させていただいたお車はテスラのモデルXです。テスラはアメリカに拠点を持つ企業で、先進的なEV車(電気自動車)や自動運転技術の開発をしています。
モデルXは先進的なスタイリングでハッチバックセダンのようにも見えますが、実はクロスオーバーSUVなのです。
すべてのドアは、自動で開閉しするような仕組みで、障害物が近くにあると自動的に開閉の幅まで制御してくれるハイテクぶりです…!
後席には「ファルコンウイングドア」と名付けられたガルウイングが採用されており、すべてのドアを開くと、まるでモーターショーに展示されているかのような見た目です。
フル充電での連続航続距離は最大561キロで、最高速度は250km/h、3列シートも使用すれば最大7人乗車も可能。ガソリン車よりも高スペックではないかと思われます。
当店では、さまざまなお車のタイヤ交換を行いますが、テスラのご来店は初めてでした。
モデルXは下部すべてがバッテリーで覆われており、サイド部分にはセンサー類が内蔵されています。
ジャッキアップポイントが非常にシビアで注意が必要でした。
せっかくですので、タイヤを取り外した後の足回りも見てみましょう。
フロントブレーキ
リアブレーキ
リア周りのブレーキ機構を見てみると、キャリパーが2個装備されているのがわかります。
モデルXはEV車のため、どうしても大型バッテリーの分だけ重くなってしまいます。2.5トン程の車重があるモデルXをスムーズに止めるには、ダブルキャリパーが必要になります。
すべての作業が完了しました。
氷上グリップが非常に優れているアイスガードを着用しましたので、車重があるモデルXでも、安心して走行できます。これからも快適なカーライフをお送りください!
ご利用ありがとうございました!またのご利用をお待ちしております。