2025年3月、ヨコハマタイヤからSUV向けのプレミアムタイヤ、ADVAN V61が発売されます。
本製品は、高性能で装備も充実しているプレミアムSUV向けのタイヤです。
低燃費(低電費)、操縦安定性、静粛性が高次元でバランスしているため、お車の性能を最大限に引き出せます。
また、本製品は「ADVAN」シリーズならではの優れた走行性能も持ち合わせており、ドライブの楽しさも味わえます。
今回は、ADVAN V61の特徴や新技術について解説していきます。
愛車の性能を最大限に発揮させたいSUVユーザーの方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
プレミアムSUVの新車装着タイヤに採用されている
実は今回のADVAN V61は、2022年から新車装着タイヤとして導入されている製品です。
主にレクサス RXやLBX、マツダ CX-80などのプレミアムSUVや、トヨタ bZ4X、スバル SOLTERRAなどの電動モデルの純正タイヤとして使用されていたタイヤが、市販用にサイズを拡充し、販売されるようになりました。
性能や信頼性はすでに実証済みですので、自信を持っておすすめできます。
また、本製品はヨコハマタイヤの持つ様々な最新技術が詰め込まれています。
具合的にどのような技術が使われ、どのような特徴があるのか見ていきましょう。
独自のAI設計技術による開発
本製品は、ヨコハマタイヤのAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」を使い、数々のシミュレーションを行った上で開発されています。
一般的に「接地面の増加」と「転がり抵抗の低減」は相反する性能ですが、ヨコハマタイヤは独自に開発したAI設計技術を使い、両性能を限りなく高めることに成功しました。
このおかげで上質な乗り心地やハンドリング特性を実現しつつ、高いグリップも確保。プレミアムSUVの本来の性能を引き出すのに相応しいタイヤへと仕上がっています。
また、このデータは今後のタイヤ開発にも活かされるそうです。今後もさらに進化したタイヤが出てくるのは間違いないでしょう。
緻密な設計のトレッドパターンで低燃費(低電費)・操縦安定性・静粛性を高次元でバランス
本製品は、トレッドパターンが緻密に設計されているのも特徴です。
センターには4本の主溝が刻まれていますが、中央の1本には「ナローグルーブ」と呼ばれる縦溝を1本追加。
このおかげで雨の日でも効率良く水を排水するため、ウェット路面での耐ハイドロプレーニング性能が向上します。
また、稲妻型の切り込みも入っています。
これにより水膜を切るエッジ効果が生み出されるため、ウェット性能だけでなく、ハンドリング性能も高められます。
ちなみにサイドブロックは、イン側とアウト側で異なる性質を持っています。
- イン側・・・ウェット性能(排水性を追求)
- アウト側・・・ドライ性能(剛性と接地面積の拡大)
重量のある車体を受け止める専用構造
「プレミアムSUV」と呼ばれるジャンルの車はSUVの中でも特に重量が重いため、タイヤに大きな負担がかかります。
そこでヨコハマタイヤは、長年のSUV向けタイヤ作りのノウハウを元に、V61専用構造を開発。
これにより、プレミアムSUVの足元を支える耐久性や剛性を確保しつつ、快適性や静粛性、燃費性能が最大化されています。
EV・BEVとも相性抜群
本製品のこの構造は、EV車やBEV車と相性が良いのも特徴です。
EV車はバッテリーがある分車重が重く、発進時はモーターの高トルクがタイヤに大きな負担をかけますが、耐久性に優れている本製品なら、EV・BEVの特性もしっかり受け止めてくれます。
ADVANらしいスポーティなデザイン

「ADVAN」の名を冠する本製品は、サイドウォールのデザインにもこだわりが感じられます。
独自技術でデザインされている陰影は、足回りをスポーティな雰囲気に仕立てます。
また、文字やロゴのダーク部分は、従来のADVANシリーズよりも深く精巧に作られているため、よりくっきりと見えます。
ちなみにサイドウォールには、EV・BEV車対応であることを示す「E+」マークも刻印されています。
ADVAN V61のサイズ展開
ADVAN V61は17〜22インチ、17サイズを展開しています。
これまで販売されている中・大型プレミアムSUVへの装着を想定しているため、全体的に大きめのサイズラインナップとなっています。
22インチ | 21インチ | 20インチ | 19インチ | 18インチ | 17インチ |
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255/45R22 107V | 235/50R21 101W | 255/45R20 105W | 225/55R19 99V | 225/55R18 98H | 225/60R17 99H |
235/50R20 104W | 235/55R19 105V | 235/55R18 104V | |||
235/55R20 102V | 265/55R19 109V | 255/55R18 105V | |||
235/60R19 103V | 225/60R18 100V | ||||
235/60R18 107V | |||||
235/60R18 103H | |||||
235/60R18 103V |
※XLはエクストラロード規格(負荷能力強化タイプ)のタイヤです。
店舗の意見
これまでヨコハマタイヤは、クロスオーバーSUV向けのコンフォートタイヤ「BluEarth-XT」を販売していました。
今回のADVAN V61は、さらに静粛性や低燃費性能を高めたワンランク上の製品となります。
右肩上がりのSUV市場では、プレミアムSUVの需要も伸びていますが、高性能なお車の足元を支えるために、しっかりした構造や、高い性能を持つタイヤが求められます。
ADVAN V61は、すでにレクサスやマツダのプレミアムSUVの新車装着タイヤに採用されており、性能、信頼性は抜群です。
中・大型のSUVにお乗りの方は、ぜひご検討ください!
まとめ
ヨコハマタイヤの新製品、ADVAN V61についてご紹介しました。
本製品は、独自の製品設計技術によって進化した内部構造やトレッドパターンを持ち、低燃費(低電費)、操縦安定性、静粛性を高次元でバランスしたハイスペックタイヤ。
高重量ながら、上質な乗り心地や圧倒的なパフォーマンスを持つプレミアムSUVに最適な製品です。
ADVAN V61は、当店相広タイヤ商会 タイヤガーデン川越でも販売しております。
また、今回ご紹介した商品以外にも、様々なブランドのタイヤを取り扱っております。
お客様のお車に見合ったタイヤをご提案させていただくことも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。