消耗品である、自動車のタイヤ。
購入する時は様々なメーカーや商品を比較して検討すると思います。
近年では日本国内でも様々なメーカーのタイヤが販売されています。
日本製だけでなく、ヨーロッパのタイヤメーカーやアジアのタイヤメーカー、最近は中東のタイヤメーカーの商品も見かけるようになりました。
今回は世界でのタイヤメーカー別の売上高ランキングを見ていきます。
2017年世界のタイヤメーカー別売上高ランキング
早速ランキングを見てみましょう。
- ブリヂストン (日本)24,982.0 (+632)
- ミシュラン (フランス)23,275.0 (-285)
- グッドイヤー (アメリカ)14,392.0 (+92)
- コンチネンタル (ドイツ)11,757.0 (+432)
- 住友ゴム (日本)6,962.1 (+207)
- ピレリ (イタリア)6,125.6 (+91.4)
- ハンコック (韓国)5,810.0 (+275)
- 横浜ゴム (日本)4,746.1 (-116.3)
- 中策ゴム (中国) 3,996.4 (+347.5)
- マキシス/チェンシン (台湾)3,907.1 (-48.4)
- 東洋ゴム (日本)3097.9 (+177.4)
- ジーティータイヤ (シンガポール) 2912.3 (-490.7)
- クーパータイヤ (アメリカ)2,808.0 (-46.7)
- アポロタイヤ (インド)2,471.2 (+288.7)
- MRF (インド)2338.5 (-69)
数字は売上高(100万USドル)
上位に入ってくるメーカーはさすがの有名メーカーですね。
日本の最大手タイヤメーカーであるブリヂストンは世界で見ても売上高トップの会社です。
レストランガイドでも有名なミシュランが続いて2位となっております。
ミシュランはフランス発のメーカーということもあり欧州車での装着率が高いタイヤメーカーというイメージです。
売上高でいうと1位と2位の差は僅かですが、3位であるアメリカのグッドイヤーとの差は大きく開いています。
続いてドイツのコンチネンタルが続きます。
コンチネンタルは自動車部品製造がルーツですが、日本ではどちらかというとタイヤメーカーとして認知されている印象です。
ドイツの会社ということもあり、メルセデス・ベンツやBMW、フォルクスワーゲンなどの新車装着タイヤとして納入されることが多いメーカーです。
イタリアのピレリは現在F1へタイヤ納入をしているメーカーです。
特にハイパフォーマンスなスポーツタイヤのシリーズが日本国内でも評価を得ています。
6位以降のメーカーは日本やヨーロッパ、北米だけでなく、アジア発のメーカーが多くランクインしています。
台湾や韓国、中国で造られているタイヤも日本国内で多く販売されていますね。
まとめ
タイヤ選びの参考に、メーカー別の売上高ランキングはひとつの指標になります。
知らないメーカーだとしても世界中で大量に販売されている実績があれば安心して使用することができるかと思います。
ただし、売上高とタイヤの性能は必ずしも比例しません。
メーカーによって性能を重視しているところもあれば、低価格化によって売上を伸ばしているところもあります。
また、マーケティングや販売戦略が非常に上手く、シェアを拡大している会社もあります。
売上高は参考にしつつ、製品ひとつひとつを吟味することも大切かと思います。
当店では世界中の様々なメーカーのタイヤをお取り扱いしております。
メーカーや製品について気になることがございましたらお気軽にスタッフまでお声がけ下さい。