マセラティのクアトロポルテにスタッドレスタイヤの装着です。
高級イタリア車らしく、非常に上品かつ力強さの感じるかっこいいお車ですね!
このお車の純正タイヤサイズはフロント245/35R21とリア285/30R21ですが、このサイズではほとんどスタッドレスタイヤの選択肢がありません。
上記のサイズで設定があるスタッドレスタイヤといえばPIRELLI(ピレリ)のWinter Sottozero 3 (ウィンターソットゼロ スリー)くらいでしょうか。
しかしながらWinter Sottozero 3は同社の「ハイスピードスタッドレスタイヤ」というカテゴリーに属し、どちらかと言えばオールシーズンタイヤに近い性能のタイヤです。
その名の通り高速道路などでの走行は非常に安定感がありますが、アイスバーンや深雪での効きは少々心もとない印象があります。
そこで、今回はインチダウンをしてブリヂストンのブリザックVRXを装着いたしました。
ブリザックVRXはブリヂストンのスタッドレスタイヤです。
ブリザックは全国の装着率No.1で、氷上性能・雪上性能共にとても優れている信頼できるスタッドレスタイヤです。
サイドウォールのつくりもしっかりしているため、乗り心地がしっかりめで高速走行時の安定性が高いのも特徴のひとつです。
雪道はもちろんのこと、乾いた道や高速道路でも走りやすいタイヤですので非常におすすめです。
ホイールサイズは2インチダウンの19インチ。
タイヤサイズは前後共に245/45R19で揃えます。
前後のサイズが同じですとローテーションなどもしやすく、タイヤを長持ちさせやすいといったメリットもあります。
ホイールはマセラティ専用に作られている「Fuss X10 (フースクロステン)」を装着します。
専用設計だけあって、マセラティの純正ボルトと純正センターキャップに対応しています。
細いスポークのデザインはシンプルながら高級感があってマセラティによくマッチしますね。
リム側よりもセンターが少し落ち込んだような形状になっているのもスポークが長く見えホイールの迫力アップに繋がりGOODです。
また、マセラティのホイールには空気圧センサー(TPMS)が装着されています。
パンク時などにタイヤ内の空気圧が減ってくると知らせてくれる便利な機能ですが、ホイール交換時にはこれを移植しないと運転席のモニターに警告灯が点きっぱなしになってしまいます。
今回はこのセンサーをスタッドレス用のホイールに移植しました。
マセラティのサービス窓口に確認したところ、タイヤ交換直後は警告灯が点きますが、特にリセットなどせずそのまま走行するとしばらくして自動的に消えるようになっているとのことでした。
センターキャップも純正ホイールから付け替え、バッチリ装着できました。
それにしてもブレーキディスクやキャリパーが大きいですね。
車がかなりのスピードを出しても許容してくれることが見て取れます。
ご利用ありがとうございました。
こちらのお客さまからは春に装着するサマータイヤのご予約もいただきました。
来春のご来店を心よりお待ちしております!!