スタッドレスタイヤ、様々なメーカーから数多くの商品が発売されていて、どれを選んだら良いか迷いますよね。
今回は日本国内で購入可能なスタッドレスタイヤのうちメジャーなものをピックアップして比較しています。
詳しい解説や比較表も掲載していますので参考になること間違いなし!
なお、こちらの記事は主に乗用車向けのスタッドレスタイヤをメインとしたラインナップで比較しています。
比較しているスタッドレスタイヤはこちらです。
ブリヂストン BLIZZAK VRX2(ブリザック ヴイアールエックスツー)
ヨコハマタイヤ iceGUARD 6(アイスガード シックス)
ミシュラン X-ICE3+(エックスアイス スリープラス)
グッドイヤー ICE NAVI 7(アイスナビ セブン)
トーヨータイヤ Winter TRANPATH TX(ウィンター トランパス ティーエックス)
ダンロップ WINTER MAXX 02(ウインターマックス ゼロツー)
WINTER MAXX 02(2016年発売)を除いて全て2017年発売の新製品です。
それぞれ特徴が異なるタイヤで目移りしてしまいますが、必ずあなたにピッタリのタイヤがあるはずです。
ひとつひとつチェックしていきましょう。
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もくじ
スタッドレスタイヤに求める性能を整理しよう
それぞれのタイヤを比較する前に、まずはどのような性能をタイヤに求めるか整理してみてください。
雪深い北海道にお住まいの方と、年に一回雪が降るかどうかという地域にお住まいの方では当然タイヤの選び方が異なります。
走行する地域や車の使用用途によって考えることをオススメいたします。
参考までに代表的なスタッドレスタイヤの性能を下に記載します。
氷上性能
スタッドレスタイヤを選ぶ上で一番気になるところではないでしょうか。
日本国内は降った雪が気温が上昇することで一度溶け、再度明け方などに気温が下がると氷になることが多くあります。
いわゆるアイスバーンというやつですね。
車でこのアイスバーンの上を走行する時が最もヒヤッとするかと思います。
氷上性能は文字通り氷の上での性能です。
この部分はしっかりとチェックしておきたいですね。
雪上性能
もちろん氷の上だけではなく、降り積もった雪の上での性能も大切です。
雪が深い場所に行くと、タイヤが空転してスタック(空回り)するようなこともあるかと思います。
ふかふかの雪や踏み固められた圧雪、シャーベット状の雪など様々な状態でも、しっかりと車をコントロールできるよう雪上性能も確認しておきましょう。
寿命・耐摩耗性能
スタッドレスタイヤは一般的に2年から3年ほどの寿命と言われています。案外短いものですね。
スタッドレスタイヤは厳しい寒さの状態でも雪や氷に食い込むように特殊な配合のゴムを利用して柔らかくなるように作られています。
時間が経つとこれがどんどん硬くなってしまうため性能が大幅に落ちてしまうわけです。
最近ではこのゴムの硬化を防ぐためにメーカーによって様々な技術が用いられるようになってきています。
また、減りやすいと言われるスタッドレスタイヤですが、最近では摩耗が遅く溝が少なくなりにくいものもあります。
更に、摩耗後もスタッドレスタイヤとしての効きが持続するタイヤも発売されています。
タイヤの「もち」を重視する方はこの部分をチェックしておきましょう。
ドライ性能&ウェット性能
雪が積もっていない場所を走行するときの性能のことです。
ドライは乾燥している道、ウェットは雨や雪解けで濡れている道のことを指します。
雪道などでの走行を想定しているスタッドレスタイヤはサマータイヤに比べてドライやウェットでのグリップは落ちてしまいます。
特に雨天時の制動力低下は注意が必要です。
最近の新商品ではこのウェット制動能力が高いものも出ています。
タイヤ選びの一つのポイントになるでしょう。
燃費性能
以前はスタッドレスタイヤというと夏タイヤとくらべて燃費が悪くなると言われていました。
最近ではスタッドレスタイヤでも燃費が良いものが出てきています。
特にここ最近のスタッドレスタイヤ新商品では燃費性能はキーワードになっていると言っても良いでしょう。
雪がさほど多く降らない地域で、燃費性能を重視するという方にとっては注目ですね。
価格
そしてもちろん価格は重要です。
多くのタイヤを見てきた私自身の実感としてですが、「タイヤは値段に性能が比例しやすい」商品と言えます。
これはスタッドレスタイヤだけではなくすべてのタイヤに言えることでもあります。
高い商品にはそれを裏付ける理由があります。安い商品もまた然りです。
お財布と相談して自分が必要としている商品を見極めて購入しましょう。
スタッドレスタイヤ比較一覧表
まずは比較表を見てみましょう。
タイヤショップの店員としての目線からまとめた比較表です。
ある程度は私の主観が入っていることをご了承ください。
ざっくりと全体を掴んでいただければと思います。
ブリヂストン BLIZZAK VRX2 | ヨコハマタイヤ iceGUARD6 | ミシュラン X-ICE3+ | グッドイヤー ICE NAVI 7 | トーヨータイヤ Winter TRANPATH TX | ダンロップ WINTERS MAXX02 | |
---|---|---|---|---|---|---|
タイヤ素材 | 吸水系 | 吸水&密着 | 吸水系 | 密着系 | 吸水&密着&異物混入 | 密着系 |
氷上性能 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
雪上性能 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
ドライ・ウェット性能 | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
燃費性能 | A~B ※予想 | A | - | ? | - | A~C ※予想 |
寿命・耐摩耗 | 摩耗しにくい 4年間性能キープ | 固くなりにくい 4年間性能キープ | 摩耗後も性能が続く | 摩耗しづらい ロングライフ | - | ライフが長い 効き長持ち |
その他の特徴 | 音が静か | 音が静か ウェット路面に強い | 高速走行が得意 回転方向指定 | 左右対称パターン | ミニバンやSUVなど ハイト系向け | CUV向けサイズ登場 |
※画面の幅がせまい場合は表を横にスクロールできます
ではここからはそれぞれのタイヤの特徴をご紹介いたします。
ブリヂストン
BLIZZAK VRX2 ブリザック ブイアールエックス2
ブリヂストン2017年発売の最新モデルです。
ブリザックシリーズは北海道や北東北主要5都市での装着率が16年連続No.1と圧倒的な実績があります。
やはり世界シェアNo.1タイヤメーカーだけあって人気も信頼も厚い印象ですね。
今回のVRX2は前モデルのVRXとくらべて様々な面で進化しています。
しっかり止まる、曲がる
新たなゴム素材「アクティブ発泡ゴム2」とトレッドパターン(接地面の形状)により、今まで以上によく止まり、よく曲がるようになりました。
VRXと比べて氷上ブレーキは10%の短縮に成功しています。
ブリザックは氷上の水膜を取り除く吸水タイプのゴムを採用しており、さらにゴムの接地性を高めることで氷上・雪上ともに非常に安心感のある走りを実現しています。
さらに静かに
スタッドレスタイヤではあまり言及されなかった快適性能を追求している点も今回の大きな特徴です。
静粛性能が向上し、車内でも走行音が今までよりきになりにくくなっています。
さらに長持ち
今までどちらかというと減りが早い印象があったブリザックシリーズ。
前モデルに比べ22%摩耗ライフが向上し、ロングライフな商品となっています。
ヨコハマタイヤ
iceGUARD6 アイスガード6プラス
2017年発売のアイスガードシリーズ最新モデルです。
従来のアイスガードのコンセプト
「氷に効く」
「永く効く」
「燃費に効く」
に加え、
「ウェットに効く」
「音に効く」
を搭載し氷雪性能はもちろん濡れた道路でもしっかりグリップするスタッドレスタイヤです。
タイヤの溝パターンや素材を一新し氷上制動性能、ウェット制動性能が向上したほか性能の持続性、低燃費性能もレベルアップしています。
また静粛性にも配慮しパターンノイズとロードノイズを大幅に低減していてあらゆるシーンで快適に過ごせそうですね。
氷に効く
新たに開発した「プレミアム吸水ゴム」とパターン設計により氷上性能は前モデルのアイスガード5プラスよりも更に15%向上しています。
これはスタッドレスタイヤの中でも一二を争うレベルであるといえます。
急制動だけでなく、凍った路面でのカーブもしっかりと曲がることができるというのは安心につながります。
永く効く
タイヤの「柔らかさ」はスタッドレスタイヤの命とも言えます。
なぜならゴムが固くなってくると氷の面にしっかりと食いつくことができず制動がままならなくなってしまうからです。
アイスガードシリーズの大きな特徴としてこの柔らかさが永く続くことがあげられます。
4年経っても性能をキープさせ続けることが出来るというのもまた他の製品と比べても優秀だといえます。
燃費に効く
従来スタッドレスタイヤは転がり抵抗が大きく、サマータイヤと比べて燃費が悪くなりやすいとされていました。
このアイスガード6はこの点を解消し、同社の低燃費タイヤ「ECOS ES31」と同レベルの転がり抵抗としています。
低燃費ラベリング制度ではECOSの燃費評価は「A」ですので、燃費の改善にも非常に期待が持てると思います。
ウェットに効く
スタッドレスタイヤが本来苦手とする雨の時などの濡れた路面でもしっかりと制動するというのがこのタイヤの特徴のひとつです。
ウェット性能は他メーカーのスタッドレスタイヤではあまり触れられてこなかった部分でもあります。
雪の日だけでなく、雨の日の高速道路などでも安心して車に乗れるというのはとても良いですね。
音に効く
前モデルに比べてタイヤの発する音(パターンノイズ)が33%低減され、車内での快適性がアップしています。
普段使いでも遠出でも快適に乗れるかどうかというのは重要な指標です。
これもまたうれしいポイントです。
MICHELIN ミシュラン
X-ICE3+ エックスアイス スリープラス
2017年発売のスタッドレスタイヤです。
前モデルX-ICE3のマイナーチェンジという位置付けですが、性能は大幅にレベルアップしています。
大きく変わったのはゴムの素材です。
氷面再生ゴム「Mチップ」というものを採用したことにより、氷面にある水膜を除去し密着するようになっています。
これにより前モデルのX-ICE3よりもアイスブレーキは4.5%短く止まることができるようになりました。
また50%摩耗した状態でもしっかりとスタッドレスタイヤとしての性能を持続させることができるという点が特徴的です。
摩耗時のブレーキでは11.5%短くなり大きく性能が向上しています。
今回比較するタイヤの中では唯一、回転方向が決まっているタイヤです。
回転方向指定のタイヤは排水、排雪が効率的に行えるというメリットがあります。
しかし、一方ローテーションしづらいというデメリットもあります。
フランス発祥のミシュランはヨーロッパ車の剛性感のある足回りによくマッチするタイヤであると言えます。
速度記号もほとんどのメーカーのタイヤが「Q(160km/h)」であるのに対して「H(210km/h)」「T(190km/h)」となっています。
高速走行時の安定性に期待がもてるタイヤであると言えます。
なお、スタッドレスタイヤの研究・開発・テストは日本の気候や路面環境に合わせるため国内で行っています。
国内で最初にスタッドレスタイヤを発売したミシュランの長い歴史と技術は安心感に繋がります。
GOODYEAR グッドイヤー
ICE NAVI 7 アイスナビ セブン
グッドイヤーが2017年に発売したアイスナビシリーズの新しいスタッドレスタイヤです。
ブリザックやアイスガードとは違い密着系のゴムを採用しています。
雪面や氷面へのゴムの密着効果と新しいトレッドパターンのひっかき効果で前モデルのアイスナビ6に比べて氷上でのブレーキ性能が7%アップしています。
特にアイスナビシリーズは特に雪上での性能が高いイメージがあります。
今回の新しいトレッドパターンにより確実に雪をつかむことが出来るようになり、雪上でのブレーキ・発進性能が向上、これまで以上により安定した雪上走行を実現しています。
また、転がり抵抗が前モデルより4%低減し、燃費も良くお財布に優しくなりました。
ただし他社のように低燃費タイヤとの性能比較には言及されていませんので、どれほどの性能なのかは比較ができません。
他のメーカーのスタッドレスタイヤとの違いとして非常に特徴的なのが左右対称パターンを採用としているという点です。
ここ近年のスタッドレスタイヤは左右非対称のパターンを採用するのがある種のトレンドとなっていました。
このアイスナビ7のように左右対称のタイヤの利点は偏摩耗時にローテーションしやすいところにあります。
片減りしてしまってもIN・OUTを変えられるので小まめなメンテナンスにより長くタイヤを使うことができます。
ロングライフ&左右対称パターンの採用で他メーカーのタイヤと比べても長く使い続けることができるというのは大きなメリットだと言えます。
TOYO TIRES トーヨータイヤ
Winter TRANPATH TX ウィンタートランパス ティーエックス
スタッドレスタイヤとして唯一ミニバンなどの「ハイト系専用」として発売されている商品です。
サマータイヤではミニバンにはミニバン専用タイヤを装着することが当たり前のようになっていますが、スタッドレスタイヤではこの商品しかありません。
ノアやVOXY、アルファード、ステップワゴンなどのミニバンはもちろんのこと、ハリアーやエクストレイルような背が高めの都市型SUVなどにもおすすめです。
背が高いハイト系の車はセダンやコンパクトカーとくらべてふらつきやすくカーブ時に外側にふくらみやすい傾向にあります。
このスタッドレスタイヤはハイト系特有のふらつきを抑え、アイス性能と操縦安定性を高次元で両立したタイヤです。
ゴム素材は定評のある同社のオブザーブ・ガリットギズと同じものを使い「吸水」「密着」「ひっかき」という三つの角度からアプローチしています。
吸水
ブリヂストンのブリザックVRXやヨコハマタイヤのアイスガード5プラスのようにタイヤ内に細かな穴を作り、氷上の水を吸水します。
これによりアイスバーンなどでも滑らずに走行できるようになります。
密着
ダンロップのウィンターマックスやグッドイヤーのアイスナビ6のように氷上に密着するゲルがタイヤに含まれています。
氷点下でもゴムが柔らかい状態を保ち、しっかりとグリップすることで氷上性能を高めています。
ひっかき
鬼クルミの殻をタイヤのゴムに混入し、直接氷をひっかきます。
この鬼クルミの殻を使うのはトーヨータイヤのお家芸とも言えます。
これらによってウィンタートランパス ティーエックスは前モデルのWinter TRANPTH MK4α(ウィンタートランパス エムケーフォーアルファ)よりも氷上での制動は12%短縮しています。
DUNLOP ダンロップ
WINTERS MAXX02 ウィンターマックスゼロツー
2016年発売のダンロップのスタッドレスタイヤです。
2017年にはCUV対応のサイズが新たに発売されています。
ウィンターマックスゼロツーは「超密着ナノフィットゴム」というゴム素材を採用しています。
ゴム全体は剛性を残したまま、マクロレベルで見ると接地面のみ柔らかくするという方法で、氷に密着させてグリップ力を高めています。
また「MAXXグリップパターン」という新しいトレッドパターン(接地面)設計を採用し接地面積を増加させています。
特徴的なのはロングライフと打ち出している摩耗性能の高さです。
二つ前のモデルであるDSX-2と比べ約1.5倍長く使うことができるとされています。
メーカーカタログ上にはそれぞれ13,000km走行時のタイヤの写真が乗っていますが、その差は大きいですね。
また、新採用の軟化剤「しなやか成分」で4年後まで氷上ブレーキ性能が落ちずに利くとうたっています。
燃費性能としては同社のEC203(AA)とEC201(ラベル無し)の中間としての位置付けです。
低燃費性能としては「A」~「C」くらいであると予想されます。
まとめとおすすめ
スタッドレスタイヤと一口に言っても、比較すると様々な特徴や違いが見えてきます。
何を重視するか明確にしてからタイヤを選ぶと選択しやすいと思います。
最後に私のおすすめを記載します。
氷上性能と安心を重視して選ぶならブリザックVRX2です。
新商品が非常にバランス良く高性能ですので、これを選んでおけば間違いないでしょう。
北国での装着率No.1の信頼感はやはりバツグンですね。
次に挙げるのがアイスガード6です。
ヨコハマタイヤのアイスガードシリーズも毎モデル非常に良い商品が多いです。
また価格的にはブリザックよりも安価にお求めやすいでしょう。
そこまで降雪が多い地域でなければウェット性能や静粛性に注目してこの商品を選ぶのもおすすめです。
ブリザックと同様に4年間性能が続くというのも安心ですね。
高速走行の安定感を重視する方やスタッドレスタイヤの腰砕け感が気になる方はミシュランのX-ICE3+を選択肢に入れるのが良いでしょう。
特にヨーロッパ車にはマッチするのでおすすめです。
国内メーカーでは作っていないようなタイヤサイズを展開しているので、レアなサイズでもこの商品なら装着できるかもしれません。
タイヤのプラットフォームが出るくらいまで摩耗してもスタッドレス性能が続くので、走行距離が長くなる車にも良いと思います。
ミニバン等ハイト系の車であればウィンタートランパス TXがおすすめです。
やはり車種別専用設計というだけあり、他のタイヤでは得られない運転のしやすさや乗り心地、摩耗の遅さなどといったメリットが盛り沢山です。
車重がある車種だと特にその差を感じやすくなると思います。
どちらかというと雪道より乾いた路面を走ることが多いようであれば、アイスナビ7やウィンターマックス02が良いかと思います。
いずれもロングライフがウリのタイヤですのでアスファルト舗装路を多く走る場合でもタイヤを長く使うことができるはずです。
もちろん急な降雪や雪山などの厳しい環境にもしっかりと対応してくれるタイヤです。
他のメーカーと比較しても市場価格が安めだという点も大きなメリットになるでしょう。
スタッドレスタイヤ選びに少しでもお役に立てれば幸いです。
店頭には今回記載した内容よりさらに踏み込んだ知識を持ったタイヤのプロがお待ちしております。
お気軽にお声がけ下さい。