三菱 キャンターにヨコハマタイヤを装着しました。
サイズは205/65R16ですが、前後で異なるタイヤを装着しています。
フロントにヨコハマタイヤのLT151R、リアには同じくヨコハマタイヤのTY285を装着です。
ヨコハマタイヤのTY285は、耐摩耗性が高く、従来品よりも約30%も耐摩耗性が向上して、長く使えてとても経済的なタイヤです。
耐摩耗性のみならず、ウェット性能や制動性能も優れていますので、市街地での配送や、運転業務等に適したタイヤと言えるでしょう。
続いて、LT151Rですが、こちらも耐摩耗性に優れたタイヤです。
タイヤの細かい溝(サイプ)がタイヤの溝の奥まで刻まれているので、摩耗末期まで雨の日の安心を確保することができます。
こちらのTY285はトレッドパターンが縦横斜めと合わさっているミックス溝のタイヤです。
メリットとしては、踏ん張りが効くので悪路での走破性、浅雪ならそのまま走れる等が挙げられます。
デメリットは偏摩耗、燃費が悪い、走行音が大きい、凍った道や深い雪の路面では走れない等があります。
重い荷物を積むダンプのリヤタイヤや、様々な路面を走るトラックなどに使用するのが望ましいと言えます。
そしてLT151Rは縦溝です。
こちらのメリットは排水性、偏摩耗しづらい、走行音が静か、燃費がいい等が挙げられます。
デメリットは、悪路に弱い、雪や氷の上は走れない等と言った所でしょうか。
市街地や、高速道路等を走る車、偏摩耗が激しい車のフロントタイヤとして使用するのが適していると言えます。
フロントとリアでタイヤの種類を替える大きな理由は次の通りです。
・フロントに縦溝のタイヤを装着する事により、トラックのフロントタイヤにありがちな段減りがしにくいのでタイヤが長持ちする事や、ハンドルが切りやすくなります。
・リアにミックスタイヤを装着する事により、後輪駆動のトラックのトラクションを最大限引き上げる事が出来ます。
唯一のデメリットとしては、前後のタイヤの種類が違いますので、前後でのローテーションができません。
以上の事から、車の用途や、路面の状況に応じて前後で違う種類のタイヤを装着する事もあります。
こちらは今までついていたタイヤです。
かなり溝が少なくなっていて、このまま走行すると雨の日など、濡れた路面でハイドロプレーニング現象を起こしてしまい、大変危険な状態です。
こういった状態になる前の交換をおすすめします。
タイヤ交換後のフロントの写真です。
こちらはリアの写真です。
横からの画像なので溝がわかりにくいですが、フロントがLT151R、リアがTY285になりました。
前後とも作業が終了しました。
これで雨の日の運転も安心して運転業務に集中する事が出来る様になりました。
お買い上げありがとうございました!
またのご利用をお待ちしております。