日産の最高傑作と言える名機、R32型GT-R にブリヂストンのポテンザ RE-71Rを装着しました。
サイズは255/40R17です。
ポテンザRE-71Rはサーキットのあらゆるシーンでハイグリップを実現させています。
太い2本の縦溝で排水性をUPさせていて、横溝を独立させることで、センターの剛性を高め、クイックな応答性を体感出来ます。
ショルダー部分の溝を減らすことにより、コーナリング性の限界を高め、コーナリングスピードの平均速度は2.4%も向上しています。
横から見てみると、ショルダー部分の溝の数が少ないことが確認出来ます。
交換前の写真です。
サーキットにも良く行かれる様で、タイヤが走行時の発熱により溶けています。
サーキット走行後のタイヤはブロックが飛んでいたりと危険な状態の場合が多いので特に注意が必要です。
ローターにはエンドレスのE SLITと呼ばれる溝が掘られています。
摩耗すると長い放射状の溝が消え、Eの文字が出現したら、交換時期のサインと、非常に交換時期が一目で分かりやすいのが特徴です。
もちろん、制動力も格段とUPさせることが出来ます。
装着後の写真です。
ホイールはレイズのヴォルクレーシング TE37系の鍛造ホイールで、とても軽くて剛性もあるホイールです。
バネ下重量の軽量化に貢献することが出来、剛性もあるのでコーナリング時のホイールのたわみを最小限に抑えることも実現させています。
高剛性のボディーに高剛性のホイールを履かせてRE-71Rを装着すれば、GT-RのアテーサE-TSも相まって、高いコーナリング性能を誇るのでは無いでしょうか。
「アテーサE-TS」とは日産の生み出した電子制御の事で、普段はFRですが、後輪がホイールスピンした時に四駆になりトラクションをかけるシステムで、四駆の良い所とFRの良い所を融合させた夢の様なシステムです。
こちらのお車は、ステッカーなどが貼ってあり、スポーティーな見た目ですが、ノーマルの形は一般的な3ボックス型のセダンの様です。
ですが、中身は直列6気筒エンジンにツインターボを乗せて最高出力280馬力と、昔からよく言われる「GT-R」=「羊の革を被った狼」と呼ぶにふさわしいお車ですね!
すべての作業が終了しました。
これでGT-Rの性能を余すことなく発揮ができ、より一層スポーツカーライフをお楽しみ頂けるかと思います。
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