三菱ジープ(旧車)にブリヂストンのグランドグリップを装着しました。
サイズは7.00-15です。
国内だけでなく、世界シェアも非常に高いブリヂストンから販売されているグランドグリップは「ジープ用ゲタ山タイヤ」とも呼ばれています。
グランドグリップは今回の車両のように、自衛隊の軍用車両にも用いられるほど信頼性があるタイヤです。
深い横溝が刻まれているため、ぬかるんだ泥道でも難なく走ります。
岩場でもタイヤがダメージを受けないようにタイヤ自体が非常に硬く、決して乗り心地が良いとは言えませんが、タイヤ自体の信頼性は抜群。
非常にシンプルな形をしているものの、溝の大きさはかなりのもの。地面をガッチリと掴んでくれます。
この車をパッと見てまず初めに思い浮かぶのは、自衛隊の車ではないでしょうか。
ジープ自体は元々アメリカの「アメリカン・バンダム社」が軍用車として開発した車ですが、1953年に、日本で部品を輸入して国内で組み立てる「ノックダウン生産」によって販売されることになったのです。
そして生産は三菱が担当したため、三菱ジープと呼ばれているのです。
防衛庁の軍用車としても採用されていましたので、馴染み深い車とも言えるでしょう。
三菱ジープのタイヤはチューブタイヤが採用されています。車のタイヤにチューブが採用されているのは非常に珍しいですよね。
チューブタイヤはパンクしても空気が抜けにくいメリットがありますので、悪路走行を前提としている三菱ジープにはぴったりなのです。
ホイールを外すと内側の錆がひどい状態でしたので、まずは錆をしっかり落とすところからスタート。
大きな錆を落としたあとは、金たわしで内側全体を磨いていきます。
長年衝撃を受け続けていたチューブも劣化が進んでいましたので、新品に交換します。
ちなみにチューブはヨコハマタイヤ製のものを使用しました。
リムバンドも硬化してちぎれる寸前でしたので、交換しておきましょう。
全ての作業が終了しました。
軍用車両としても活躍する三菱ジープ。いくら頑丈な作りであるからと言っても、今や旧車と呼べるほど長い月日が経過しています。
そのため定期的なメンテナンスは欠かせません。
今回タイヤを新品に交換することで、より安心して乗ることができるようになりました。
タイヤはエンジンの力を地面に伝えるだけでなく、車体も支える重要な部品とも言えます。
タイヤ関係のお困りごとに関しては、ぜひ当店にお任せください!
ご利用ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております。