ホイールローダーのタイヤを出張にて交換させていただきました。
タイヤサイズは16.9-24 10PRで、チューブレスタイヤとなります。
ヨコハマタイヤから販売されているY-580Hは、ホイールローダー用に開発されたタイヤで、ぬかるんだ路面でもけん引性に優れています。
溝の面積が広く、方向性パターンを採用。土づまりも少ないため、他のタイヤと比べてもグリップ力が高いタイヤとも言えるでしょう。
ホイールローダーを移動させるには、専用のレッカーが必要。
しかし時間も費用もかかりますので、今回は現地でタイヤを外し、お店にタイヤだけ持ち帰り交換することにしました。
作業車両のタイヤは非常に大きく重量もありますので、熟練者が行わなければ大変危険。
当店では、フォークリフトやトラクター、大型トラックなど、特殊なタイヤ交換の実績も豊富にございますので、現地での脱着作業も難なくこなしていきます。
専用の油圧ジャッキを使い車体を持ち上げていきます。
これだけ大きなホイールですので、取り付けボルトの数も乗用車と比べものになりません。
外したタイヤはトラックの荷台に載せて運搬します。
新品タイヤと比べると、センター部分がかなり摩耗していることがわかります。いくら丈夫なホイールローダーのタイヤでも、摩耗が進めばパンクしやすくなります。
特にセンター部分は車重が大きくかかるため、突起物や鋭利なものを踏ん付けると、簡単にパンクすることもあります。早めの交換をおすすめします。
あまりにも巨大なタイヤですので、通常の設備ではタイヤの脱着は不可能。レバーを使って手作業での交換になります。
ホイールやビードを傷付けないよう、丁寧にリム内におさめていきます。
両輪とも新品タイヤに交換できました。新品で溝がたくさん残っているタイヤは存在感抜群!圧倒されますね!
交換後、再度現地でタイヤを装着していきます。
取り付けミスがあると作業中の事故につながるため、こまめに確認をしながら取り付けていきます。
エアーインパクトでしっかりトルクをかけ、規定トルクが十分にかかっているかも確認していきます。
すべての作業が完了しました。
今回は駆動輪であるリアタイヤの摩耗が激しく、リアタイヤを新品に交換しました。
フロントタイヤは残り溝も残っていたため、廃棄してしまうのはもったいないところ。タイヤ自体の値段も決して安くはありませんので、フロントタイヤは再利用していきます。
残り溝が多いフロントタイヤをリア側に使用し、新品のタイヤはフロントで使用。
このようにローテーションを行うことで、次回リアタイヤを交換した時に、前後タイヤ両方の残り溝が多い状態にできます。
タイヤ交換をしたことで、地面をしっかり捉えてくれるようになりました。作業効率のアップはもちろんのこと、安全性にも大きく貢献してくれるでしょう。
ご利用ありがとうございました!またのご利用をお待ちしております。
当店では、ホイールローダーやフォークリフトなどの出張タイヤ交換にもご対応しております。
乗用車はもちろん、大型トラックやキャンピングカー、トラクターなど、様々なタイヤを交換している実績もございますので、安心してお任せいただけます。
作業自体は経験豊富な熟練スタッフがご対応。難しい作業も確実にご対応させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください!