レクサス LS460にトーヨータイヤのトランパス LuⅡを装着しました。
タイヤサイズは235/50R18です。
トランパス LuⅡはもともとミニバン用に開発されたタイヤで、アルファードやエルグランドなど高級ミニバンに装着されることが多いです。
レクサスLSは車重が2トン以上と、セダンの中ではかなり重い分類ですので、通常のタイヤでは偏摩耗が起きやすくなります。
ですので、外減りしにくいミニバン用のタイヤを着用することで、症状を抑えることができるのではないでしょうか。
また、トランパス LuⅡは、タイヤパターンや構造設計によりノイズを大幅に削減。静粛性が高いため、高級セダンとも相性が良いと考えます。
さらにタイヤの剛性自体もしっかりしているため、突起を乗り越えた際の衝撃も小さくなるように設計されています。振動が少ない乗り心地が良いタイヤとも言えるでしょう。
なかなかお取り付けする機会がない組み合わせですので、お客様の装着後のご感想もぜひお聞かせいただければと思います。
レクサスLSは純正の空気圧センサーも装着されています。
空気圧センサーは、タイヤ内の空気圧を常にモニタリングしており、走行中に異常が運転手に警告してくれるシステムのこと。「TPMS(Tire Pressure Monitoring System)」とも呼ばれます。
空気圧センサーがあると、空気圧の低下を未然に察知できるため、走行中のスローパンクチャーを未然に防ぐことができます。
ほかにも、空気圧が低下すると燃費の低下や操縦性の悪化を招きます。
空気圧センサーを装着していれば、これらの不具合も未然に防ぐこともできますので、安心して走行できるでしょう。
しかし空気圧センサーは電池で作動しているため、定期的な交換が必要。
今回作業させていただいたレクサスLSの空気圧センサーは電池切れを起こしていましたので、この機会に交換しておきます。
ちなみに空気圧センサーは、ものを交換さえすれば作業完了というわけではありません。
そのままだと車体側と新規センサーのIDが一致しませんので、エラーが発生してしまいます。そのため専用の機械で新しいIDを学習させる必要があります。
当店では、空気圧センサーの複製や新規取り付けも専門で行っています。
こちらの記事でも詳しくご紹介していますので、ご覧いただければと思います。
すべての作業が完了しました。
静粛性と乗り心地が優れているミニバンタイヤであるトランパス LuⅡは、車重がある高級セダンに着用することで、その長所を大いに役立てることができるのではないでしょうか。
空気圧センサーも機能するようになりましたので、足元の安心感も向上しました!思う存分ドライブを楽しんでいただければと思います。
ご来店ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております。