アストンマーチン DB9にピレリのP ZEROを装着しました。
タイヤサイズはフロント245/35R20、リア295/30R20です。
ピレリタイヤはイタリアに本社を置くタイヤメーカー。F1やワールドスーパバイク(SBK)のタイヤサプライヤーとしても参入しており、ジャンル問わずモータースポーツ界では様々な活躍をしてるメーカーとしても有名です。
フェラーリやマセラティなどスーパーカーの純正タイヤとしても利用されており、性能や信頼性は申し分ありません。
ハイパワーを路面に伝えられるように、高いグリップのタイヤが多く、優れたハンドリングやブレーキ性能が持ち味とも言えるでしょう。
もちろん高速安定性も優れているため、高級車だけでなくセダンやスポーツカーにも積極的に採用されています。
そんなピレリから販売されているスポーツタイヤP ZEROは、大排気量のエンジンから発生したパワーをしっかり地面に伝えるため、剛性が高く設計されています。
また、P ZEROはランフラットタイヤでもあります。
ランフラットタイヤはサイドウォールの剛性が高く、万が一パンクをしてもタイヤが上手くたわんで一定距離を走行できるように設計されているタイヤのことです。
もし走行中にパンクしても、近くのガソリンスタンドやタイヤ販売店まで自走することができるため非常に安心。
ランフラットタイヤについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
参考ランフラットタイヤのメリット・デメリット[パンク修理・交換時の注意点]
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ちなみ今回使用するP ZEROはアストンマーチンの承認タイヤです。承認タイヤとは、自動車メーカーとタイヤメーカーが共同で開発したタイヤのことを言います。
P ZEROには「AMS」のマークが刻印されています。
「AMS」はアストンマーチンを意味していますので、P ZEROはアストンマーチン車の性能を遺憾無く発揮してくれるタイヤとも言えるでしょう。
承認タイヤについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もご覧いただければと思います。
参考[選び方]自動車の承認タイヤ、マーク付きありとなしの違い[比較]
タイヤには自動車メーカーの承認マークが「あり」のものと「なし」のものがあります。 今回はそんなメーカーの承認マークについて詳しく記事にしています。
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今回作業させていただいたお車はアストンマーチン DB9。
ル・マン24時間耐久レースやGT選手権にも参戦している本格スポーツカーでもあります。
アルミボディはもちろん、さらに軽量化を図るために設計されたフレーム構造を採用。そこに500馬力以上を発揮するV12エンジンを積んでいるため、凄まじい加速力を発揮します。
アストンマーチンと言えば映画「007」に登場するボンドカーとしても有名です。近年ではラグジュラリーカーとして存在感を発揮しています。
他のスーパーカーにも決して引けを取らない性能を備えながらも、見た目はかなり優雅な印象なのがアストンマーチン DB9の魅力とも言えるでしょう!
今回は左ホイールのリペアも同時におこなっています。写真のようにガリ傷が付いていましたので、研磨機で磨き、再度塗装やコーティングを施していきます。
こちらが修理後の写真です。修理前と比べると一目瞭然!ガリ傷の面影はまったくありません。
修理前
修理後
すべての作業が完了しました。
アストンマーチン承認タイヤであるP ZEROの装着により、DB9の持ち味をさらに発揮できるようになりました!
ロードノイズも抑えられ、普段の街乗りでも問題なく走行できますので、より一層カーライフが楽しめるでしょう!
ご来店ありがとうございました。またのご利用お待ちしております!