ホイールローダーの出張タイヤ交換を行いました。
今回作業させていただくのは、日立のLX20です。
装着するタイヤはヨコハマタイヤのY-103。サイズは12.5/70-16 6PRのチューブレスタイプです。
Y-103は溝の面積が多く、方向性パターンが採用されていますので、軟質土でも土詰まりが少なく牽引性に優れたタイヤです。
ホイールローダーは店頭にお持ち込みいただけないことが多いため、基本的に現地に赴いて交換作業を行います。
せっかくですので、どのように交換作業を行ったのかご紹介していきます。
ホイールローダーは車両重量が重いため、まずはトラック用のジャッキを用いて車体を持ち上げていきます。
車体を持ち上げたらウマを掛けて安定させます。
車体が安定しているのが確認できたら、インパクトレンチを使って4本全てのタイヤを取り外します。
タイヤを外すとこのような状態になります。万が一の為に備え、ウマと一緒にジャッキも補助で掛けておきます。
外したタイヤは、一度お店に持ち帰って組み換え作業をしていきます。
タイヤの交換手順は基本的に乗用車用のタイヤ交換と同じです。レバーを上手く使いながら古いタイヤを取り外していきます。
取り外したタイヤと新品タイヤを見比べてみると、交換前のタイヤはかなり摩耗が進んでいたのがわかります。
ホイールを外した際にリム部にサビがあれば、ヤスリで削り落としていきます。
全て新品タイヤを組み付けたら、現地で車体に装着していきます。
タイヤを組み付けたホイールは非常に重いため、 自力で持ち上げながらの取り付けは困難。
そこで一旦レバーでタイヤを持ち上げ、ボルト取り付け最上部に長いドライバー等を差し込み、タイヤの位置を固定していきます。
ボルトの穴位置が合うところまできたら、ボルトを仮組みしていきます。
最後はインパクトレンチで増し締めをしていきます。
全てのボルトがしっかり締め付けられていることが確認できたら、車両から慎重にウマを外し、最後はジャッキでおろしていきます。
すべての作業が完了しました。
4本全てのタイヤが新品になりましたので、地面をしっかり捉えてくれるでしょう。これで作業効率も大幅に向上するのではないでしょうか。
ご利用ありがとうございました!
こちらもCHECK
[出張作業対応可能]建設車両タイヤ交換【ホイールローダー・ホイールクレーン】
当店では建設車輌のタイヤ交換を承っております!便利な出張作業でのタイヤ交換も対応いたします! 車輌の用途に合わせ複数メーカーから最適なタイヤをご提案!タイヤが選べるからコスパが良い!! 使い古した廃タ ...
続きを見る
当店では、出張タイヤ交換・修理サービスも実施致しております。
対応可能範囲は、相広タイヤ商会(埼玉県川越市新宿町5-16-17)の所在地を中心に、15km以内の地域が目安です。
※以下の地域をご参考ください。
対応可能地域の目安
- 川越市内全域
- 鶴ヶ島市
- 所沢市
- 狭山市
- 入間郡
- ふじみ野市
- 富士見市
- 坂戸市
- 川島町
- さいたま市(一部)
もちろんタイヤに関するお困りごとのご相談もお受けいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください!