ポルシェパナメーラに装着されている空気圧センサーを交換しました。
空気圧センサーは「TPMS」とも呼ばれ、走行中にタイヤの空気圧に異常があるとドライバーに警告してくれるシステムです。
※空気圧センサーについてはこちらでも詳しく解説しています。
参考空気圧センサー(TPMS)とは?仕組みやメリット・装着事例を紹介
タイヤの性能を最大限発揮させるためには適切な空気圧管理が必要不可欠です。 タイヤのパンクやバーストといったトラブルは、タイヤの劣化や走行中に釘を踏んだり、縁石に乗り上げたりすることだけではなく、空気圧 ...
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空気圧センサーは1つのタイヤに1つ設置されています。
今回のお客様のお車は、4つのうち1つが電池切れを起こしてエラーが出ている状態でした。
空気圧センサーは電池切れを起こしても走行自体はできますが、常にエラー表示が出ている状態になりますし、万が一タイヤに異常が起きても、ドライバーに知らせることができませんので、早急に交換してしまう方が良いでしょう。
今回作業させていただいたポルシェパナメーラは、4ドアタイプで日常的にも使いやすいモデル。
長距離ドライブもされるとのことでしたので、できればすぐにセンサーが正常作動するようにしておきたいところです。
早速交換作業を進めていきましょう。
空気圧センサーはホイール内部のエアバルブ部分に取り付けられていますので、タイヤをホイールから外す必要があります。
電池切れを起こしているものだけを交換してしまうのが最も簡単な方法ですが、いずれほかの3つも電池切れを起こしてしまう可能性がありますので、このタイミング全てのセンサーを交換していきます。
当店では、専用のタイヤチェンジャーなどの設備も充実していますので、タイヤの脱着作業もスピーディに進めることが可能です。
こちらが新しく取り付ける空気圧センサーです。
空気圧センサーを交換しても、センサーのIDが車体側と異なると、正常に作動しません。専門の機械で車体側のIDを吸い出し、新しいセンサーに読み込ませていきます。
すべての作業が完了しました。
無事にエラー表示が消え、本来空気圧センサーが持つ役割を果たしてくれるようになりました。これで安心して走行できるでしょう。
ご利用ありがとうございました!またのご来店をお待ちしております。