BMWアルピナ・B6ビターボにミシュランのパイロットスポーツ4Sを装着しました。
タイヤサイズはフロントが255/35R20、リアが285/30R20です。
パイロットスポーツ4Sは、サーキット走行を前提に開発されたハイスペック・スポーツタイヤです。
一番の特徴は、ドライ路面で非常に高いグリップ性能を発揮することで、抜群の走行性能と高速安定性を誇ります。
また、ウェット性能『a』を獲得しているため、ウェット路面でも安心してスポーツ走行ができます。
さらに、高いグリップ性能を発揮させるために、コンパウンドはアウトサイドとインサイドで2種類の異なるものを採用しています。
- アウトサイド・・・コーナーで優れたグリップを発揮するシリカ+カーボンブラック
- インサイド・・・ウェット路面で優れたグリップを発揮するシリカの結合を高めたコンパウンド
この対極する性能を高いレベルまで押し上げ、両方を採用することで、ウェット・ドライ両方の路面での高いパフォーマンス実現に成功しています。
トレッド面を見てみると、明らかに接地面を大きく取られたパターンとなっているのがわかります。
ほかにも、ホイールを外傷から守るために深いリムプロテクターを装備し、コンストラストが映えるようにベルベット加工を施したサイドデザインで、プレミアム感を演出しています。
前回装着していたタイヤは摩耗が大きく進んでおり、全体的なグリップがかなり低下している状態でした。
ちなみに今回作業させていただくお車は、BMWのアルピナ・B6ビターボとなります。
アルピナ・B6ビターボは、BMWの6シリーズをベースとし、ドイツのチューニングメーカーアルピナが製作したモデルです。
かつてBMWは、アルピナがチューニングした車で何度も世界のレースで優勝を飾っていました。そんなアルピナが製作したモデルは、高スペックのスポーツ仕様車となります。
外観だけ見るとほかの高級クーペと同じように思うかもしれませんが、心臓部にはV8ツインターボが搭載されており、かなりのハイパワー車となっています。
そのため、ハイスペックタイヤのパイロットスポーツ4Sが最も適していると考えられます。
お客様のアルピナ・B6ビターボは、ホイールが特殊な形をしていました。
センター部のエムブレムを外すと、中に鍵付きのセンターキャップが付いています。
よく見てみると、エアバルブがセンターキャップを外したところに付いています。
このように、スポーク部分からホイール内側に空気の通り道が設けられています。
ただし、バルブの位置が異なるものの、交換作業の手順はほかの車と変わりません。
すべての作業が完了しました。
グリップが優れているパイロットスポーツ4Sを装着したことで、運動性能が大幅に向上しました。
カッコいいサイドデザインのおかげで、足回りも引き締まったように見えます!
ご利用ありがとうございました!またのご来店をお待ちしております。