トヨタのカローラレビンに、ヨコハマタイヤのアドバンHF TypeDを装着しました。
タイヤサイズは185/60R14です。
アドバンHF TypeDは、1981年に登場し、歴史的にヒットしたモデルの復刻版です。
当時のアドバンHF TypeDのグリップレベルを裏切らず、1960年代から1980年代にかけての旧車やクラシックカーが街中を気持ちよく走れるように設計されています。
トレッドのアウト側にはコーナリング性能を引き上げるセミスリック型の「スクウェアショルダー」、イン側には排水性とトレッド剛性の最適化が図られた「ラウンドショルダー」が採用。
レーシングカーのウェットグルービングパターンから発想された左右非対称・片側セミスリックパターンは、発売当時から世間に衝撃を与えました。
今回作業させていただくお車は、トヨタのカローラレビンです。
カローラレビンは、当時生産されていたカローラクーペの「SR」や「SL」よりさらにスポーティなモデルとして登場しました。
1クラス上のセリカに搭載されている1.6L直4DOHCエンジンを搭載し、且つFR駆動であったため、かなりアグレッシブなモデルとして車好きを魅了しました。
お客様のレビンは1970年代を代表する貴重なモデル。ピカピカに磨かれており、博物館に展示されていてもおかしくない状態でした。
実はレビンに装着するタイヤ選をする際には、気を付けなければいけないことがあります。
旧車やクラシックカーに現代のスポーツタイヤを装着すると、ハイグリップ過ぎるあまりに足回りを痛めてしまうことがあります。しかし、だからと言ってグリップが低いタイヤを装着すれば、当然危険が伴います。
そう考えると、旧車専用に開発された復刻版のアドバンHF TypeDは、まさにレビンのために登場したタイヤだと言えるのではないでしょうか!
すべての作業が完了しました。
交換後はこのようになりました。
セミスリック部分のに設けられたディンプルも見えますね。
ちなみにTypeDは「Dimple」の Dが由来となっています。
サイド部分もオリジナルのデザインが踏襲されており、当時のレーシングな雰囲気が滲み出ています。
これで心置きなくドライブが楽しめるのではないでしょうか!
ご利用ありがとうございました!またのご来店をお待ちしております!