自動車用のタイヤをホイールへ組み込んで空気を入れる作業に関して、特別教育が必要なのをご存知でしょうか?
平成2年10月1日より、労働安全衛生規則第36条の「特別教育を必要とする業務」に「タイヤの空気充てん業務」が追加されるなどの法改正が行われました。
この事により、自動車タイヤの空気充てん業務に従事する労働者に対し、特別教育を行うことなどが事業者に義務付けられ、これらの規則に違反した場合、事業者には罰則(6月以下の懲役または50万円以下の罰金)が課せられるようになりました。
自動車用のタイヤに空気を充てんする作業は非常に高圧の空気を取り扱う事から、死亡事故も発生している非常に危険を伴う作業です。
特に大型のトラックやバスなどは一般の乗用車の比にならないほどの強い圧力で空気を充てんしていますので、タイヤの劣化による亀裂や外傷などにより暴発してしまうと大きな事故につながる恐れがあります。
「タイヤ空気充てん特別教育講習会」とは?
全国タイヤ商工協同組合連合会傘下の各タイヤ組合が主催し、タイヤ組合所属のタイヤのプロが安全衛生特別教育規定に基づく学科、実技教育を行うもので、修了者には連合会会長名の修了証が授与されます。
相広タイヤ商会ではすべての社員が「タイヤ空気充てん特別教育講習会」を受講し、徹底した安全管理のもとに、正しい知識と技術でお客様のお車を作業させていただいております。
これからも相広タイヤ商会では正しい知識と確かな技術でお客様のカーライフをサポートさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。