三菱のデリカD5にダンロップのシンクロウェザーを装着しました。
タイヤサイズは225/55R18です。
シンクロウェザーは、2024年10月に登場した次世代のオールシーズンタイヤです。
本製品は路面状況に合わせてゴムの性質が変化する「アクティブトレッド」と呼ばれる技術が使われ、凍結路面でも走れるようになっています。
この技術は、これまでのオールシーズンタイヤの常識を覆す画期的な技術だと言えます。
これまでのオールシーズンタイヤは、どうしても構造上凍結路面ではグリップしにくく、路面が凍る地域ではスタッドレスタイヤへの履き替えが必須でした。
しかしシンクロウェザーであれば、ドライ・ウェット・スノー・アイスと、あらゆる路面状況に対応可能。1年を通して履き続けられるため、スタッドレスタイヤへの履き替えの手間や費用が省けます。
※深い雪道や本格的な凍結路面での走行は、ウインターマックスシリーズなどの高性能スタッドレスタイヤへの履き替えを推奨します。
また、「アクティブトレッド」は、
- 水スイッチ・・・水に触れると表面が柔らかくなる
- 温度スイッチ・・・低温化でも表面が柔らかいまま
この2つのスイッチが自動的に切り替えられるようにできています。
ちなみにドライ路面では両スイッチがOFF状態になり、サマータイヤのような剛性感が確保されます。ブロック自体の剛性やパターンも最適化されているため、ドライ路面でも静かに走れます。
トレッド面を見てみましょう。
トレッド面は「アクティブトレッド」に適した形状になっています。
V字型のトレッドデザインは、排水性・排雪性が効率良く確保できるようになっています。
また、ブロックの表面にはサイプが細かく刻まれています。このおかげで氷上性能に必要なエッジ成分も確保されています。
今回作業したお車は、三菱のデリカD5です。
デリカはSUVの走破性とミニバンの快適性や居住性を合わせ持ったオールラウンダーミニバン。三菱を代表するシリーズとも言えます。
D5はデリカシリーズの最新モデルで、三菱が長年培ってきた4WD技術と先進安全着技術が備わっているのが特徴です。
今回、お客様がサマータイヤからオールシーズンタイヤへの履き替えを検討されていました。
丁度そのタイミングでシンクロウェザーが登場。お客様は凍結路も走行できるタイヤであることに魅力を感じ、お選びいただきました。
全ての作業が完了しました。
シンクロウェザーはサイドウォールのデザインがこだわられているのも特徴です。
黒色がくっきりと映るような加工技術「Nano Black」が高級感を演出。4本の交錯するラインは「シンクロナイズド・カーブ」と呼ばれており、ドライ・ウェット・スノー・アイス4つの路面とシンクロするイメージを表現しています。
トレッド表面のギザギザ模様は、ワイルドなSUVのイメージを持つデリカD5ともぴったりマッチします。
これでウインターシーズンに向けての備えはバッチリ!これからも快適なカーライフをお送りください!
ご利用ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。
今回ご紹介したシンクロウェザーの詳細情報は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
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