TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 2023 東日本シリーズ Rd.6が10月14日にスポーツランドSUGOで開催されました。
弊社は関東工業自動車大学校様へレースで使うタイヤの供給とういう形でサポートをしています。
Rd.6舞台はスポーツランドSUGO
東日本シリーズチャンピオンを決められるかどうか大事なレースです。
学生メカクニック6名、教員ドライバー1名の計7名でレースに臨みました。
予選ラウンド
天候は晴れ、路面コンディションはドライ、出場台数は61台。
予選前日、朝の練習走行では全体のトップタイムを記録。
今回も好調にレースを進められると思っていた矢先、午後の練習走行でストレートスピードが極端に遅くなり4番タイムに。
前日の不調の原因がわからないまま予選へ。
できるかぎりの作業を施し、改善していることを祈りながらコースイン。
しかし、ストレートスピードが伸びない・・・ 早い車両と比べるとトップスピードが4~6キロ遅いという致命的な不具合です。
前日練習の結果から厳しい予選になることを想定していたため、タイヤ選びを他の選手とは違うものにして掛けにでたものの、期待していた程のアドバンテージはなく、むしろ周回を重ねるごとにリアの動きが不安定になりすぎてしまう結果に。
結果はA組4番手タイム、決勝は7位スタートと苦しい展開です。
決勝ラウンド
路面コンディションはドライ、出場台数は45台。10周のレースです。
7番手からのスタートです。
抜きにくいSUGOであるため、1台1台確実に抜いていく作戦を考え、レース後半でも勝負ができるように空気圧を低めに設定。
リアタイヤがオーバーヒートしないようスタート前はあまりタイヤに熱をいれないように注意しながら決勝スタート。
スタート直後の1コーナーで車両同士が接触しスピン。
落ち着いて対処しポジションアップ。
安定したタイムで周回を重ね、前者に追いつきしっかり狙って最終コーナーから1コーナーでオーバーテイク。
5位まで順位を上げフィニッシュとなりました。
車両が不調であったことを考えると最高のパフォーマンスです。
そして今回のポイント獲得により、東日本シリーズチャンピオンが確定しました。
次戦の富士スピードウェイ、11月末には日本一を決めるレースがあります。
ぜひ、ヤリスカップに興味を持っていただき、関東工業自動車大学校を一緒に応援していきましょう。